ビーチステージで“特別上映ニコニコ生放送コラボ上映会”として「河童のクゥと夏休み」が上映されました。
“特別上映ニコニコ生放送コラボ上映会”とは、ステージで上映される映画が「ニコニコ生放送」でも生中継される上映会。「沖縄国際映画祭」の会場にいる観客とインターネット上で動画を見ているユーザーとが同じ作品を観ながら、メッセージを書き込むことによって映画の感想をリアルタイムで共有できる仕組みになっています。
上映前の前説にはアニメ「ドラゴンボール」のキャラクター「べジータ」のモノマネでおなじみのR藤本が登場。戦闘服に身をつつんだR藤本は「戦闘民族の王子、べジータさまだ!」とあいさつ。会場から拍手が沸き起こると「ちっ、汚ねえ拍手だ!」と、おなじみのべジータのモノマネを披露して会場を沸かせました。
「今日は映画を観るだけじゃないぞ。携帯電話、スマホ、スカウタ―で、スカウタ―を持ってるやつはいないだろうが、ニコニコ動画にアクセスして無料で登録すれば、会場にいながらにして生放送に参加できるんだ。映画を観るときは携帯電話の電源は切ってもらっているが、今日はつけてもOKだ!」と、べジータのキャラそのままの前説に客席からは笑い声が巻き起こりました。
『河童のクゥと夏休み』は、「クレヨンしんちゃん」劇場版シリーズを手がけた原恵一監督がアニメ化。河童と少年との交流を通じて、友情の美しさを描き出す感動のファンタジー。
会場の巨大スクリーンには作品とともにニコニコ動画に投稿されたコメントも同時に表示。緊迫したシーンになると、会場の子どもたちの小さな悲鳴とともにスクリーンに「逃げてええええええ」と表示されたり、コミカルなシーンでは客席からの笑い声とともにスクリーンには「wwwwww」と大量に表示されたりと、沖縄国際映画祭とニコニコ動画がしっかりとリンクしていました。
エンドロールが流れるとスクリーンには「みんなーいい映画だったなー」「涙がとまんない(´;ω;`)ブワッ」「家族の大切さが分かるね!」と、コメントが流れていました。さざ波の音が心地よいビーチステージでの上映に観客たちは満足そうな表情で会場をあとにしていました。