クリエイターズ・ファクトリー

「クリエイターズ・ファクトリー」とは第5回沖縄国際映画祭より新たに発足した“次世代を担う人材”を発掘するプロジェクトです。
映像作品であれば実写、アニメなどのカテゴリーやジャンル、上映時間は一切問わず監督、カメラマン、俳優、女優、ミュージシャンなど映像作品制作に携わった様々なスタッフの中から最優秀ニュークリエイターを選出します。

本部門審査員には、映画監督としても活躍する芸人の板尾創路。2012年5月に急逝した祖父の新藤兼人監督を公私ともに支え続け、2000年の映画監督デビュー作『LOVE/JUICE』ではベルリン国際映画祭新人賞を受賞した新藤風さん。 そして数々の名作映画を世に送り出してきた奥山和由プロデューサーという3名をお迎えし、才能あふれる新人を発掘します。
なお、最優秀賞に輝いたクリエイターの次回作の制作を吉本興業が全面サポートします。

最終選考通過作品 決定!

応募された全作品の中から審査員による厳正な審査により、最終選考通過作品を選定いたしました。
最終選考通過作品は、本映画祭プログラム「クリエイター ズ・ファクトリー最終選考通作品上映会」にて上映します。
最終選考通過作品を対象に全審査員の話しあいにより、クリエイターズ・ファクトリー最優秀ニュークリエイター賞・男優賞・女優賞 を決定し、本人に通達いたします。
各賞の公式発表は「クリエイター ズ・ファクトリー表彰セレモニー」にて、行います。

最終選考通過作品

■3月25日(月) 12時30分~
『UNKNOWN』(ショートショート作品)
『おだやかな日常』(長編映画作品)
『Lucky Guy』(ミュージックビデオ作品)

■3月26日(火) 12時50分~
『怯える女』(短編映画作品)
『救命士』(短編映画作品)
『コーポにちにち草のくらし』(アニメーション作品)
『DIONE』(短編映画作品)
『Frill』(CGアニメーション作品)
『もはや ないもの』(短編映画作品)

上映・表彰スケジュール

クリエイターズ・ファクトリー最終選考通作品上映会

日時
 
 
3月25日(月) 12時30分~15時30分
3月26日(火) 12時50分~15時50分
※上映プログラムに関しましては後日発表いたします。
会場
沖縄桜坂劇場 シアターB

クリエイター ズ・ファクトリー表彰セレモニー

日時
3月28日(木) 14時00分~15時30分
会場
 
沖縄コンベンションセンター シアター2
※受賞者による登壇を予定しております。

沖縄国際映画祭内規に従って、上映作品を審査し、以下の賞を選考します。
(1)クリエイターズ・ファクトリー 最優秀ニュークリエイター賞
(2)クリエイターズ・ファクトリー男優賞
(3)クリエイターズ・ファクトリー女優賞


※主催者が選考した審査員により各賞1名を選出
※最優秀ニュークリエイター賞受賞者については次回作の制作を吉本興業が全面サポート致します。

審査員

奥山和由

審査員 奥山和由

1954年生まれ、東京都出身。1982年に『兇弾』で初めて映画製作に携わって以降、数多くの作品をプロデュースし、『ハチ公物語』(87)『遠き落日』(92) などの大ヒット作を次々と世に送り出す。98年に「チームオクヤマ」を設立。その第1回作品となる浅野忠信主演の『地雷を踏んだらサヨウナラ』(99)はロングラン記録を樹立、それ以後もコンスタントに映画の製作、プロデューサーとして活躍。近年のプロデュース作品に金子修介監督『ばかもの』(10)、本年2月公開、全国で上映中の竹中直人監督『R-18 文学賞 vol.1 自縄自縛の私』がある。

板尾創路

審査員 板尾創路

1963年大阪府生まれ。「130R」を結成後、バラエティ番組を中心に活躍。2000年以降は俳優として映画に進出する。監督・脚本・主演の3役をこなした『板尾創路の脱獄王』(10)では第29回藤本賞新人賞、第19回日本映画批評家大賞新人監督賞の2冠を達成。12年には、監督・脚本・主演の第2弾作品『月光ノ仮面』が公開された。南こうせつとユニット「板尾こうせつ」を結成してCDをリリースするなど、ミュージシャンとしても活動。著書に「板尾日記」シリーズ(リトルモア刊)がある。

新藤風

審査員 新藤風

1998年日本映画学校(現日本映画大学)在学中にテレビ東京「ドキュメンタリー人間劇場 おじいちゃん」で演出デビュー。その後、中江裕司監督『ナビィの恋』、新藤兼人監督『三文役者』などの助監督を経て、2000年に『LOVE/JUICE』(脚本・監督)で 劇映画デビューを果たし、同作にてベルリン国際映画祭新人作品賞ほか数多くの賞を受賞。05年『転がれ!たま子』を監督した後、祖父・新藤兼人と共に暮らし、08年の『石内尋常高等小学校 花は散れども』と11年『一枚のハガキ』では監督補佐を務めるなど公私ともに支えた。