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2013.03.28
特別講師の小泉今日子さんのオーラに藤井隆ら芸人たちはメロメロ
桜坂劇場・ホールAにおいて、「桜坂映画大学 僕たちのヒロイン学科 女優・小泉今日子の魅力に迫る!」と題し、「空中庭園」が特別上映され、生オーディオコメンタリーと映画に主演した小泉今日子さんを特別講師(スペシャルゲスト)に迎えての舞台挨拶が行われました。

「空中庭園」は、2005年の公開作品。「何ごとも包み隠さず、タブーをつくらず。
それが私たち家族の決まり…」という生き方を選んだ家族の物語で、“家族”の再生と希望という普遍的テーマを、小泉さんの圧倒的な存在感で描き出した“心を揺さぶる”衝撃作。原作は角田光代さんの同名小説で、主演の小泉さんはブルーリボン賞・主演女優賞、日刊スポーツ映画大賞・主演女優賞を受賞するなど、数々の映画賞に輝きました。

生コメンタリーのゲストには、藤井隆、バッファロー吾郎、小籔千豊、レイザーラモンRG、椿鬼奴、友近、とくこが登場。
小泉さんが登場することがわかっているせいか、上映前の舞台あいさつからどことなくみんなぎこちなく、上映中のコメントも最初こそ「カワイイ!」とか、RGが「振り子のように揺れるカメラアングルが独特ですね」と、小藪が「面白いけど、怖いですよね」などと感想を語っていましたが、映画が佳境になるにつれ物語に引き込まれてかだんだんと口数が少なくなり、終盤は誰もしゃべらなくなっていました。上映後、藤井が開口一番「後半、誰もしゃべらなかったですね」というと、小藪が「みんな静かに観たいかなと思って」と苦しい言い訳。

そしてゲストもお客さんも待ちに待った小泉さんが登壇。するとステージが一気に華やぎます。

まずこの映画に出るきっかけについて聞くと、「男の子がカッコイイ映画はたくさんあったんですけど、女の子がカッコイイ映画を作りたかったんです」と、もともとは自分から働きかけた作品であることを話してくれました。そんななか、豊田利晃監督が「家族をテーマにした話なら作れるよ」と声をかけてくれたのだそうです。

劇中の子供の頃の写真は実際に小泉さんの写真を使用しているなどの裏話のほか、小泉さんがどうしても共演したかったとキャスティングをした大楠道代さんとの、ラスト近くの二人だけのシーンでの話も。観ている方が緊張してしまうような緊迫したシーンでしたが、「二人ともすごい冷静なのに集中し過ぎていて、すごく小さい音とかも聞こえていたんです。シーンが終わってから話をしたら大楠さんも同じだったっていうんです」と現場も普通の空気ではなかったことを語ってくれました。

あまりの小泉さんの存在感に、ゲスト全員緊張してかあまり話すことができず、バッファロー吾郎Aは「背、伸びましたか?」とか、友近は「昔、ひょうきんベストテンで小泉さんそっくりの子供が小泉さん役で出ていたのを覚えています」と話しかけ、とくこにいたっては、小泉さんを見ているだけで涙ぐむ始末(笑)。これには小藪が「みんな、ビビりすぎちゃうん?」とツッコミを入れる場面も。 
沖縄にはコンサート、映画やCMの撮影で来たことがあり、国際通りを歩いたり、レンタカーを借りて美ら海水族館までドライブしたことがあるとのこと。「いつか桜坂セントラルあたりでやりたいですね」と嬉しい言葉もいただきました。

藤井が「小泉さんは周りの人を幸せにしてくれます。人がパワースポットになるんですね」というと、小泉さんは「自分は幸せになれないんですけどね(笑)」と、茶目っ気たっぷりな返事。最後に「映画って50年前のもの見ることができるし、ずっと残って行くスゴク素敵なものだと思うんです。これからも映画を応援してくださいね」とメッセージをくれました。
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