バラエティ豊かなラインナップで、映画ファンの熱い支持を集める「特別上映」部門は、今年も魅力的な作品が揃っています。
今年の「日本のコメディ」「世界のコメディ」部門は、「オレたちひょうきん族」「笑っていいとも!」などの人気番組を手がけてこられた髙平哲郎さんがプロデュース。
タモリさんや由利徹さんなど、数多くの喜劇人と交流を持ってきた髙平さんが選ぶ魅力的なコメディ作品の数々にご期待ください。
「桜坂映画大学」では、映画祭の会場の一つである桜坂劇場を舞台に、よしもと芸人たちが講師となって、新しい映画の見方を提案。映画をさまざまな角度から学ぶことが出来ます。
映画の上映と同時進行で、映画を愛する芸人たちが生コメンタリーを入れる本上映会は、映画の違った醍醐味が味わえます。また、映画出演者や制作者などを特別講師としてお迎えし、普段語られることのない撮影秘話なども明かされます。
Piperの後藤ひろひと企画の観客参加型上映プログラム「デルシネ」部門も新設されます。
あらかじめエキストラの出演シーンを除いて撮影された30分ほどの短編映画を事前に用意。それをもとに、沖縄各所で追加撮影を行うというプログラム。
上映当日に観客として来場した観客が5~7グループに分かれ、沖縄のさまざまな場所で撮影し、エキストラとして出演。そののちに、事前に撮影済みの映画に先ほどのエキストラシーンを編集し、完成品をみんなで観ようというプログラムです。
「観る」だけでなく、「参加」する喜びを共有できるユニークな試みとなっています。
今年は、沖縄を舞台とした名画を特集上映する「ウチナー映画 ~ロケ地巡りの旅~」部門が新設されます。
沖縄在住の映画愛好家たちが選ぶ映画特集で、沖縄の魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。
米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル&アジアとのコラボレーションも決定。田中要次さん、なだぎ武、中越典子さん出演による共同製作作品を特別上映します。
通信インフラの強化や、スマートフォン、タブレットの登場などにより、映像文化はより身近なものとなっています。そんな時代背景を踏まえ、沖縄国際映画祭では、新たな映像の楽しみ方を積極的に提案してきました。
ソフトバンクモバイルが提供するお笑いコンテンツ配信サービス「ショートフィルムチャンネル」で制作された短編映画を上映する「SoftBank presents お笑いLIFE ショートフィルム上映会」を今年も実施します。よしもと芸人たちが監督を務める短編の数々は、既存の枠にはまらない芸人ならではの感性が楽しめる作品として好評を得ています。
昨年に引き続き「ニコニコ動画特別上映会」を実施します。沖縄のステージで上映された映画が、「ニコニコ生放送」でも生中継され、沖縄国際映画祭で映画を観ている観客と、インターネット上で動画を観るユーザーが一緒に感想を書き込み、映画の感想を共有できるという本上映会。
まさにインターネット時代ならではの、新たな映画の楽しみ方だと言えるでしょう。