沖縄の三月下旬は、美しい季節です。青空の下、輝く波。そんな美しい季節の中、いよいよ第5回沖縄国際映画祭が開催されます。過去4回の映画祭で、私たちは映画祭のテーマ“ Laugh & Peace”を追求し、世界の娯楽映画を通した楽しい交流の旅を重ねてきました。
沖縄—この美しい街に世界中の文化が集まり、楽しく、感動的な映画作品を世界中の方々に届けられるこの映画祭は、関わる者にとって大きな喜びです。
今年の沖縄国際映画祭は私どもにとって特別な意味を持ちます。吉本興業株式会社と香港沙龍電影有限公司の共同制作映画である『BLUE BIRD』が公開されるからです。この上映を私どもは大変誇りに感じています。
なぜならこの映画は日本と香港の映画人が連携し、共に努力して創り上げた作品だからです。
私は映画祭を訪れた皆様がこの作品を楽しみ、また共感してくださることを願っております。
最後に、私ども「香港沙龍電影」スタッフ一同、第5回沖縄国際映画祭が輝かしい成功を収められますよう、心よりお祈り申し上げます。