明日開幕する「第5回沖縄国際映画祭」の前夜祭イベントとして、3月22日(金)、那覇市にあるシネマQで『シュガー・ラッシュ』の特別先行上映会が開催され、上映前に行われたトークショーに、よしもと芸人のジャングルポケットが出席しました。
『シュガー・ラッシュ』は、とあるゲームセンターを舞台に、ヒーローになれない“悪役”のラルフと、レーサーになれない“ひとりぼっち”の少女・ヴァネロペの2人が大冒険を繰り広げるファンタジー・アドベンチャー映画。“アニメ界のアカデミー賞”と呼ばれる「アニー賞」では、作品賞のほか5部門を受賞し、「スーパーマリオシリーズ」のクッパ大王、「ストリートファイターシリーズ」のザンギエフなど、ゲーム好きにはおなじみのキャラクターたちのカメオ出演も話題のディズニー映画最新作です。
トークショーには、人気急上昇中の若手芸人・ジャングルポケットが出席。沖縄の守り神“シーサー”がデザインされたTシャツを着た3人が姿を現すと、待ち構えていたお客さんたちから大きな拍手と黄色い声援が飛び交い、3人も広い客席を見渡しながら笑顔で大きく手を振っていました。
「ジャングルポケットの3人が好きなディズニー映画」というテーマで展開された今回のトークショーでは、月に1回のペースでディズニーランドに行くという斉藤慎二が「僕は結構“曲”から入ります!」と言い、1番好きな曲だという「キャンドルライト・リフレクションズ」を、なぜかAメロから披露。クスクスと笑い声が聞こえる中、「こいつ、某番組のネット配信で女の子を口説く時に『アラジン』の「A Whole New World」を歌ったんですよ」と太田博久に暴露されると曲を変えて歌い続け、その大きな声に驚いた子どもが泣き出すというハプニングでさらに観客の笑いを誘っていました。
また、一足先に『シュガー・ラッシュ』を観たという太田と武山は、「『トイ・ストーリー』とか好きなディズニー映画はたくさんあるんですけど、まじで『シュガー・ラッシュ』が1番。No.1です!」と、大絶賛。「僕は3Dで観たんですけど、とにかくスピード感がスゴイです。今まで3D映画のイメージがあんまり良くなかったんですけど、これは本当にスゴイ! 奥行き感というか、臨場感がスゴイです!」と武山が話すと、太田も「自分たちが夢中になったゲームのキャラクターがたくさん出ているし、ゲームの“裏側”を見れた気がしてすごいワクワクしました。本当に楽しかった!」と、興奮覚めやらぬ様子でした。
上映の時間が迫り、最後に「これから『シュガー・ラッシュ』を観るお客さんに一言!」と振られた太田が、「ここは観てない斉藤くんに!」とまさかのムチャ振り。まだ観ていないにも関わらず、太田からほぼ内容を聞かされているという斉藤は、「子どもにも大人にも楽しんでもらえる映画。ディズニー映画ってそういうのがすごく多いと思うんです。自分の中で予想できない展開も生まれてくる、それがディズニーだと思っているので、みなさんを夢の世界へ導きたいです」と真面目(?)にまとめ、最後まで笑いの絶えないトークショーとなりました。