沖縄コンベンションセンターシアター1にて、コンペティションPeace部門の『7 days Report』の舞台あいさつが行われ、気弱な性格の涼太と、クローンのリョウタの二役を演じた主演の白濱亜嵐さん、近藤真広監督、板尾創路の3人が登壇しました。
『7 days Report』は、気弱でいじめられっ子の涼太と、涼太のクローンで、明るくイマドキな性格のリョウタの2人が主人公の映画です。
“ips細胞”が話題となっており、クローン人間の誕生も近いのではないか!? とささやかれてる今、「もしも自分にクローンがいたら?」「自分が誰かのクローンだったら?」という問いかけを観客に投げかける作品になっています。
シアター1は大勢の観客たちで満席状態。3人が登場すると、地響きがするほどの大きな歓声が上がりました。白濱さんが少しでも動くたびに「キャー!」と歓声があがり、本人もその歓声に笑顔で応えていました。
白濱さんにとっては初めての映画出演で主演となる作品。「僕にとっては大事な作品になりました。こうやって映画に出演させていただいて本当に嬉しいです。
23日にあったレッドカーペットは緊張して、板尾さんや近藤監督に支えられながら歩きました(笑)」と挨拶をしました。
クローン人間を研究・実験する間宮を演じた板尾が「この映画は、白濱くんのセクシーなシーンがたくさん出てきますよ。
“パン一”の姿とかね」と言うと、会場にいた白濱ファンの女性客からは悲鳴にちかい歓声が。その歓声には白濱さんも少し照れた様子でした。
司会から「もしも自分のクローンがいたらどうしますか?」と問いかけられた白濱さんは「仕事を代わってもらいます(笑) 実は撮影中、同じことを考えていたのですが、ちょっと疲れたなあと思う時に代わってもらうと便利だなあって(笑)」と答えていました。
板尾は「M-1に出ます。たぶん僕が2人なら優勝できるでしょう」と答え、会場を沸かせていました。
白濱さんがパン一姿で撮影するシーンでは、助監督や近藤監督までもがパン一姿になったという舞台裏のエピソードも披露。
「現場は本当に雰囲気が良くて、板尾さんも優しくて、やりやすかったです」と語った白濱さんに対し、板尾が「もっとあるやろ。もっとあるやろ」と言うと「板尾さんはコメディアンとしても、俳優としても尊敬できる人物で、こういう大人になりたいと思います」と半ば強制的に言った白濱さん。
「ちょっと照れるやないか~」とツッコミを入れた板尾との漫才のようなやり取りに会場は笑いに包まれていました。