沖縄コンベンションセンター・シアター3にて、特別上映《世界のコメディ部門》から『アメリカン・パロディ・シアター』の上映がありました。
この上映作品は「笑っていいとも!」や、「オレたちひょうきん族」などの人気番組を手掛け、現在は演出家、編集者としてマルチに活躍されている高平哲郎氏がセレクト。
見どころと、テレビと映画の歴史についても解説して下さいました。
まず、司会進行として登場したのは出雲阿国。会場の皆さんから拍手で迎えられると「温かい拍手ありがとうございます!東京では拍手と一緒にカワイイって言われるんです」と自己紹介すると会場からは「カワイイー!」の声が次々上がりました。すると「嬉しいです!何人か連れて帰ろうかな」とコメントし会場を沸かせました。
さらにゲストととして、しずるの2人が登場すると、会場はさらに盛り上がりを見せました。
よしもと芸人の中でも映画好きとして有名だという2人は、好きな映画を聞かれ、村上が「普段は邦画を観る事が多いですね。
沖縄国際映画祭でも上映された『阪急電車』は中谷美紀君の素晴らしい演技が…」と話すと、すかさず池田に「なんで上から目線の“君”付けなんですか」とつっこまれていました。
池田の好きな映画は「ありきたりかもしれませんが『バック・トゥ・ザ・フューチャー』とか『ホーム・アローン』とかシリーズものが好きですね。
特に2(ツー)と言う響きが(笑)」と会場を盛り上げていました。
続いて作品の解説をしてもらうため、高平氏が登場して下さいました。映画の見どころ聞かれると「この映画は解りやすく言うとオムニバス形式の作品で、当時放送されていたCMのパロディや、ブラックユーモアを揶揄したギャグ作品などが20話以上詰まっています」と解説。続けて「みんな好きな話が違うと思いますが、見終わった後、どの話が好きで、つまらなかったか話してください。
映画は見終わった後みんなで同じ話題を共有する事が大事ですからね」と映画の楽しみ方も解説していただきました。
上映時間に差し迫り、村上が「映画際はまだまだ続きます。僕らも最終日までいますので、、多くの芸人さんや役者さんと触れ合って、そして映画もたくさん観てもらうと僕らも嬉しいので、明日からも映画祭をよろしくお願いします!」と映画祭に込める熱い思いで締めくくった素晴らしいトークショーになりました。