ビーチステージにて『KYORAKU PRESENTS ラフ&ピース ミュージックフェス』が開催されました。
同イベントは、アーティスト、お笑い芸人、ダンスを1度で堪能できる、音楽とお笑いが繋がる5時間半の夢のステージです。
八重瀬町ジュニアリーダークラブによる堂々としたエイサー演舞で開幕し、つづいてMCのジャルジャルと野性爆弾が登場しました。
大歓声の中、「最終日です! 後ろまでみっちりのお客さんですねー! 5時間半の長丁場ですが楽しみましょう!」と満員の会場に呼びかけました。
ミュージックフェスのトップバッターはNMB48のみなさん。
淡いピンクの映画祭Tシャツとミニスカートというキュートな姿でメンバーが登場すると会場は大歓声に。「ナギイチ」など全6曲を披露しました。
NMB48の山田菜々さんは「“ナギイチ”のPVは、沖縄のこの場所で撮影して、初披露も沖縄だったんです!」と曲のエピソードを披露。山本彩さんは「PVの撮影で沖縄は何度も訪れているし、第2のホームみたいです!」と沖縄への思いを語ってくれました。
ステージの最後には、プレゼント大会を実施。NMB48が江崎グリコとコラボしているキャンペーンにちなんで、大阪・道頓堀にあるグリコのネオン看板より面白いポーズをしたファン5名にNMB48のサイン入りグッズをプレゼントするという企画。皆思いのままに、おもしろポーズを披露し、中には逆立ちでポーズをとる荒技を披露するファンも現れました。
見事サイン入りグッズを手にしたファンの中には歓喜の雄たけびを上げた、男性ファンもいました。
続いて行われたイベントは『うちなーダンスちゃんぷるコーナー』です。このイベントでは、沖縄のダンサー11組が登場してダンスを披露。ゲストとしてひとりでできるもんさんとEGU‐SPLOSION(エグスプロージョン)さんが参加しました。
“ちゃんぷる”(沖縄の方言で混ぜるという意味)という名のとおり、ストリートダンス以外にもベリーダンスやタヒチアンダンスなどさまざまなジャンルのダンサーが登場し、多くの観客を楽しませます。
「技術や構成が素晴らしい」「息がぴったり」などEGU‐SPLOSIONさんのダンスに対する的確なコメントに対し、野性爆弾・ロッシーは、ベリーダンスの感想を求められ「(セクシーな衣装に対して)男心をグッとつかまれる。セクシーですね」とコメントすると、周りから「ダンスを見てくださいよ!」とつっこまれていました。
11組の中で大トリを務めた、Sol-T-Shineさんが登場すると、会場は大歓声で迎えます。昨年、ヒップホップダンスの世界選手権で優勝した実績を持つ彼女たちの圧巻のパフォーマンスに、観客は魅了されていました。
11組のダンスパフォーマンスが終了すると、ゲストで駆け付けた、ひとりでできるもんさんとEGU‐SPLOSIONさんがBEGINさんの“オジー自慢のオリオンビール”の曲に合わせてコラボレーションダンスを披露。迫力あるダンスパフォーマンスの中にコミカルな部分を織り交ぜ、会場はどよめきと笑いの歓声が入り乱れていました。
最後には、参加したダンサー全員が再登場。ラストダンスで締めくくり、イベントは熱気に包まれたまま終了しました。
ダンサーたちによるパフォーマンスの熱気が冷めやらぬ中、ジャングルポケット・斉藤慎二とスパイク・小川暖奈が登場します。2人がステージに登場すると、会場からは声援が飛び、ジャングルポケット・斉藤は、「かっこいい」と叫ばれると「よしもとブサイク芸人ランキング3位だよ!」と、ちょっとキレ気味でした。
2人は、音楽と笑いが融合した番組【バカソウル】から生まれたユニット“サイトウ&オガワチャン”として登場し、斉藤が小川に対するセクハラを歌詞にした歌を熱唱しました。
舞台は再び音楽ステージへ。RAM WIREさんのライブステージでは“名もない毎日”のPVのパラパラ漫画を手掛けた鉄拳が登場。「PVのオファーを頂いて曲を聴いた時、感動して泣いてしまった」とエピソードを語りました。そして“名もない毎日”の演奏と共に会場に用意されたスクリーンには、PVも映し出され、会場は感動に包まれました。
続いて登場したのは、石垣島からやってきた沖縄で大人気バンド、きいやま商店さん。ステージに現れると、会場は大歓声。沖縄独特の指笛や手拍子が鳴る中、“ミルクムナリ”“ドゥマンギテ”などを披露。“KOINAWANロックンロール”ともいうべき格好よく、力強いステージに会場は熱気に包まれました。
また、3/7に開港した新石垣空港PRソングでBEGINさんとのコラボ曲“おかえり南ぬ島”を披露。広いステージを大いに動きまわり、楽器を振り回しながらの熱いライブに観客は、大興奮でした。
ラストを飾ってくれたのは、かりゆし58さん。沖縄のみならず日本全国で人気が高いかりゆし58さんのライブがスタートすると同時に会場に詰めかけた観客たちは大歓声! 人気曲“ウージの唄”や“アンマー”などを披露しました。ボーカルの前川真悟さんは「沖縄県外や海外からもたくさん来てくれているみたいで、うれしい」とコメント。
ラストには“オワリはじまり”を熱唱し、「もうすぐ今日が終わる やり残したことはないかい」のフレーズで始まるこの歌は、沖縄国際映画祭最終日にふさわしい一曲。
会場全体が和やかなムードに包まれて5時間半に及ぶステージは終了しました。