桜坂劇場で行われている桜坂映画大学に、韓国で公開されるや、世代を超えて一大ブームを巻き起こした、笑いと涙の青春映画『サニー 永遠の仲間たち』が登場しました。
同映画は、田舎町から都会ソウルへ転校してきた高校生ナミらが、学校のリーダー的存在チュナを中心に結成した7人組の“サニー”。そのサニーのメンバーである少女たちの学生時代と25年後の物語が交じり合い、絶妙な青春映画に仕上がっています。
舞台には、この映画の大ファンという次長課長・河本準一、しずるのほか、まちゃまちゃ、佐久間一行、とくこが登場。
そして、この映画の解説者として映画評論家・コメンテーターの有村昆さんが登壇。
この映画をすでに5回観ているというしずる・村上純が、「5回観てもなお泣ける素晴らしい映画です」と言うと、河本が「僕も3回観ていて、今回が4回目です」とお互いに大ファンぶりをアピール。
村上は「すでにティッシュを用意してます。何度も観すぎていて、なんでもないところでも泣く可能性が高いです!」とすでに泣く気満々の様子。
「僕はこの映画を観た後、中学の同級生に電話しました」と河本がいうと、ほかの登壇者から「そうそう! 絶対そうしたくなる!」との声も。
有村さんは、「きっとみなさんも映画を観ながら自分を投影するはずで、この映画こそ映画館でみんなでワイワイ観るのが楽しい映画なんです。だから今日は本当にうれしい機会です」と話しました。
映画は、登壇者も観客と一緒に観ながらコメントする“生オーディオ・コメンタリー”スタイルで上映され、上映中は有村さんが映画のキーパーソンとなるアイテムやセリフなどを絶妙に解説。
はじめて観る人にも分かりやすくコメントしてくれました。芸人陣も「さすが有村さん! 分かりやすい!」と絶賛。
上映後、舞台へ戻ってきた芸人陣と有村さん。すでに泣いている芸人もいました。
村上は「もう最初でやばかったです」と予想通りのコメント。「両脇で泣かれるとは!」としずる・池田一真も呆れ顔。
初めて観たという佐久間も真っ赤な目で「早くも、もう一回観たい」と感想を話しました。
まちゃまちゃは、「ほんとに偶然なんだけど、結婚して今沖縄に居る私の学生時代の番長と明日会うことになってんの!!」と、まるで映画と同じような奇跡的な偶然を告白。
さらに、河本が「ちょうど映画の乱闘シーンの時に、“リアル番長”の和田アキ子さんから着信があって、もう震えたよ!」と更なるミラクルを告白し、芸人一同が驚きの声を上げていました。
登壇者も観客も、会場全体が映画のキャッチコピーと同じく、笑いと涙に包まれた時間でした。